子どもの命名と性別

子どもの命名について

 

 

お子さんがうまれると分かってからは、それはもう様々な準備をされることでしょう。

まずは母親と子どもの健康が第一ですから、病院と相談したりしながら、

どのように日々を過ごせば良いのか、なんてことをする準備もあります。

また、子供服やベッドなどなど、様々な道具が必要になってきますよね。

それらを調べたり、買ったりすることも必要です。

そして何より、親から子にする最初で最大のプレゼントと言えば、子どもの名前です。

これほどまでに、子どもにとって大きなプレゼントは、

この先の人生を見てみても、なかなかないのではないでしょうか。

 

 

さて、子どもができたと分かってから、名前を考え出しますよね。

生まれてから名前を決めるという人もいれば、もうお腹のなかにいるときから決めていて、

名前で呼びかけるという人もいることでしょう。

ですが多くの場合は、性別がきちんと決まってから、というパターンでしょうか。

いずれにしても、しっかりと考えて、きちんと納得をした名前を付けたいというものです。

さて、現代は性に対しての価値観や認識が大きく変わってきている時代です。

ですがやはり、「○○太」や「○○郎」という名前を見れば、「ああ、男性かな」という認識は大きくは変わらないことでしょう。

つまり逆に言えば、生まれてくるのが男の子だと分かっていて、男らしく育ってほしいという願いを込めたいと考えるのなら、この「○○太」「○○郎」などの分かりやすい名前を付けるというのもひとつの手かもしれません。

一方で、「これからは、そういう性別に縛られた生き方をすべきではない」「自由に生きて欲しい」と考えられる方もいらっしゃることでしょう。

そういうときには、中性的な印象を与える名前を付ける、という選択肢があります。

具体的に例を挙げるなら、「遥」「晴」「望」「真」「悠貴」などでしょうか。

こういう中性的な名づけをするメリットとしては、「これからの時代らしく、自由に生きられる」という願いを込めるという他にも、「男性と女性のどちらであってもその名前を付けることができる」というものがあります。

つまり、性別が確定するのを待たずとも、かなり早い段階から名前を悩んだり、いろいろと調べたりすることができるのです。

これなら、「男の子だと思って名前を考えていたけど、実は女の子だった」なんてことになって、また初めから名前を考え直すという事態を防ぐこともできます。

しかしやはり、一番大事なのはご両親をはじめとした、名前を付ける人たちの気持ちだと思います。その子が胸を張って名乗れるような、そんな名前を付けてあげましょう。

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