名づけ(名付け)に関する、近頃の傾向とは
最近、2018年上半期赤ちゃんの名づけランキングが発表されました。
もちろんこれですべての名づけがわかるというものではありませんが、だいたいの傾向は何となく見えてくるかもしれません。
そのランキングによると、2018年上半期では、いわゆるキラキラネームが激減しているとのことです。
キラキラネームとういうのは、ご存知の方も多いと思いますが、一般常識から著しく外れているとされるような珍しい名前のことです。
一時期は頻繁にテレビのニュースでも話題にされていましたから、当時テレビを見ていた方には説明は不要かもしれません。
キラキラネーム
さて、このキラキラネームが激減して、いわゆる一般的な、キラキラネームの説明に対して言うならば常識的な名づけが主流になってきているようです。
これは、キラキラネームが爆発的に名づけられたあと、学校や就職に際しての不便や問題などが浮き彫りになったからでしょうか。
激減の明確な理由は明示されてはいませんでしたが、最新の名づけの傾向として、興味深いところではあります。
しかし一方で、キラキラネームがまったく名づけられなくなったのかというと、そういうわけでもありません。相変わらず、現在においてもキラキラネームを名づける親は存在しているようです。
ここではその是非には触れませんが、キラキラネームのブームが落ち着いてきた、というのは、間違いないようです。
さて、このキラキラネームですが、キラキラネームと呼ばれるようになったのは2010年代くらいからだと言われていますが、同様に奇抜な名前を子どもにつけて騒がれるという事態は、鎌倉時代以前からあったようです。
またこのようなことは日本に限った話ではなく、海外においても侮蔑的であったり差別的であったりする名前、また公的な称号だったり階級を示す名前をつけることが禁止されていたりします。
禁止されているということはそれをしようとした、あるいはしたい人がいるというわけで、やはりどの時代、どの国においても、形は違えどキラキラネームというものは存在しているようです。
しかし、大事なのは、どんな時代にも国にもキラキラネームがあるらしい、という事実ではありません。もっとも大事なのは、その名前を名乗って生きていくことに、本人が前向きに、肯定的にいられるかということです。
世間が「それはキラキラネームだよ」と揶揄しても、本人がその名を胸を張って名乗れるのであれは、問題はないとも言えます。
おわりに
ですがどこかで生きづらさを感じているのであれば、改名という手段もあります。
一時期にキラキラネームが爆発的に増えた影響もあってか、改名という行為も昔に比べると一般的に認知されているように感じます。
息苦しさを感じたままでいるよりは、一度改名について調べてみるのが良いかもしれません。
名づけのプロなどもいますので、お気軽に相談してみるのも良いでしょう。