男の子にどんな名前をつける？人気の名前やユニークな名前も！

子どもの名前をどのようなものにするかは、多くの親御さんが子どもを授かるたびに頭を悩ませるポイントのひとつでしょう。かっこいい名前を付けたいという思いもありつつも、その一方で社会生活を送るうえで不自然や違和感がないような名前をつけたいというのもまた親御さんの願いのひとつでしょう。名前の文字や、そこに込められた意味については、年ごとや世代ごとにある程度の傾向があります。現代においては、どのような名前が人気となっているのでしょうか。また、多く選ばれる名前にはどのような意味や漢字が使われているのでしょうか。この記事では、男の子の名付けの最新事情について、解説していきます。

男の子の名前で注意するポイントとは？

子どもの名前をつけるときには、親はいろいろと悩むものです。特に名前をつける段階というのは、当然赤ちゃんの段階であるため、「男の子」であっても、「男性」と意識するのは難しいものです。
しかし、子どもはやがて成長し、大人になります。それどころか数十年後には、会社内で立場のある男性となったりもします。
そのようなとき、あまりにも珍妙な名前であると仕事に支障をきたしたり、同僚や部下、取引先との関係で問題が発生するということすら心配されていまいます。
このことから考えると、男の子の名前は赤ちゃんの段階でかっこいい・かわいいことはもちろんのこと、大人になったときに違和感なく受け入れられるような名前である必要があるということになるでしょう。
なかには、親の名前から一字を受け継がせたり、名前に使う漢字の意味に着目したりという名付けの方法もありますし、自画・画数に注意して縁起のよい名前とするようなケースも珍しくありません。
まとめますと、男の子の名付けではまずその子が子どものときだけではなく、大人になったり高齢になったときに違和感がなく自然に受け入れられるような名前であること、親御さんが盛り込みたい字や名前の意味、そして画数など、満たしておきたい条件を満たしているかといった判断基準で名前をつけるとよいということです。

男の子の名付けの傾向は？近年の人気の名付け

出産や育児の情報を発信している「たまひよ」では、最近の人気名付け事情があります。2018年の人気No.1の名前は「蓮（れん）」くんです。名前の響きもシンプルでかっこいいですし、ひらがなで書いてもまとまりがよい名前といえます。1位以降で目立つ名前としては「陽」の字が目立ち、「陽翔（はると）」くんが2位、「陽太（ひなた・ようた）」くんが3位、そして8位には「朝陽（あさひ）」くん、10位には「陽斗（はると）」くん、18位には「陽向（ひなた）」くんもあります。またシンプルに「陽（はる）」くんという名前もあります。
また、2位に登場している「翔」の字も人気です。2位の「陽翔」くんのほか、7位に「大翔（ひろと）」くん、18位には「結翔（ゆいと）」くんの名前もあります。
「陽」には太陽そのものの意味のほか、明るく朗らかな印象がありますし、「翔」には大きく羽ばたくイメージがあることから、明るく朗らかに、大きく飛躍するような子どもになってほしいという親の期待を反映した結果ということができるでしょう。

一方で古風な名前も依然人気。

一昔前では「蓮（れん）」くんや「陽翔（はると）」くんはなかなか珍しい名前であったでしょうが、現在では特に違和感なく受け入れられる名前といえるでしょう。やはり名前に使われている字にもそれなりに意味があり、名前を音で聞いたときの違和感があまりないということが大きく影響しており、それだけ社会に浸透してきたと見るべきでしょう。
どれだけ名前に子どもへの期待を込めたとして、また音がかっこいいからといって、キャラクターの名前や外国人の名前をもじったようなものでは将来子どもが困る結果になってしまうかもしれないという配慮も働いているようです。事実、子どもの名付けで注意しているポイントとして、「キラキラネームにならないように配慮している」という声も多く聞かれます。
また一方で、古風な名前についても依然強い人気を持っています。「太郎（たろう）」くんは定番ですが未だに人気。また「匠（たくみ）」くんや「凛太郎（りんたろう）」くんのように、男子らしい名前も人気です。また歴史上の人物にあやかった「勇（いさみ）」くんや「武蔵（むさし）」くんを選択する親御さんもいらっしゃるようです。
名前の読みや使用する漢字が変わっていることが必ずしも悪いこととは言えませんが、子どもが自分の名前を名乗る際に気負うことのない名前をつけてあげたいものですね。